建具検討
2014年 01月 28日

帰宅しましてから、ニュースで早々と花粉飛散の知らせ。今朝の霞も花粉が舞っていたのでしょうか・・・。
今日のランチは建て主さん手作りご飯。お料理教室で習ったレシピをアレンジして作られている料理に、いつも食べ過ぎてしまいます。ご主人と奥様で交互に作ったお料理が日替わりでご馳走になっていますが、とても美味しくいただいています。
本日は木窓にする部分、書斎とその他生活動線に関わる諸々の建具や収納形式の説明とご相談。再築・修繕とあって他の案件より時間をかけて検討しています。

写真は職人さんの商売道具で「市弘鑿」。”市弘”というのはかつて東京に製作所があった名工です。こうした大工道具は鍛冶師によってつくられています。宮大工さんからは「私は、清久鑿 白紙一号鋼を使っていますよ。一度は市弘使ってみたいですね!良い道具です。」と教えていただきました。

道具の説明や、木の種類や木取りによってどこにどのように使用するかを熱心に聞いています。
私は、ストックされている材や調達可能な材をうかがって、使えそうな材を仕上表や仕様書に入れる為の打ち合わせ。今回は、柱間のほとんどが建具ということになる為に建具の意匠検討がとても重要です。
年に一度、建具コンクールに出展するそうですが、その作品の数々は豪華絢爛。華美になり過ぎず、品よくまとまっているものもありました。
最近は仕事も、車で出かけることが増え、電車を使うことと言えば都内での住宅相談くらいです。駅からのアクセスが不便な我が家。車に乗りつけると満員電車よりも移動が楽に感じます。
by atelier-kirara
| 2014-01-28 20:14
| S邸古民家再生・改修
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