無垢材の温もり
2013年 11月 23日
車を運転していたので撮ることはできませんでしたが、至近距離で山裾まで眺められる機会はそうそう無く、雄大で美しい姿に見とれてしまいました。

その後、カタログなどで一部の仕上げや機器類などの確認をし、建て主さん宅でいつものように美味しいお夕飯もデザートもご馳走になり、幸せなひとときを過ごしました。
これからショールームへもご一緒に足を運ぶことになります。
お話していましたら、時間が経つのもあっと言う間。10時間近くご一緒に居たことに気が付きました。


職人Tさんのお父様が毎日ひとつづつ作っているものです!ケヤキやヒノキ、スギやサクラなど色々な樹種なのは端材で作っているからです。
現役を離れても、建具職人としての仕事の技がこのような形で残していらっしゃることは素敵なことですね。端材ひとつさえも我が子のように大切に無駄にせず使い切る心が使われなくなった材で作った木の小鳥ににじみ出て居ます。
木が大好きな職人さんと先祖代々受け継がれた住まいを大切にする建て主さん。
どちらも私にはもったいないくらいですが、ご先祖に失礼のないように、慎重に計画案を作るように心がけてきました。実施設計で細かいところを検討する段階にきていますので、良いものが出来るといいな、と思っています。