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古民家

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5時に起きましたが朝から暑いですね。今朝は神奈川に住む友達からの電話で目が覚めたのですが、いつも通り起床できなかったのは今月の寒暖の差に参っているからでしょうか。神奈川で32℃を超える夏日になるそうですから、埼玉ではまた38℃くらいになるでしょうね。
今日一日は、また模型作成・図面作成の続きをします。昨日、一昨日、外出した遅れを取り戻します(苦笑)

暑いので、窓という窓は全て全開!
私の住む実家は幸い窓が風が流れる方向に大きく開口しているのと、軒の出がありますので涼しいです。ですが、新耐震基準を満たしていませんので。
今から、補強して住む・・・という気分には両親はなれないそうです。母が育った家は伝統建築物(庄屋)で栗材や桧の柱梁がしっかりとして長押で繋がっているような造りです。胡桃材は敷居などに使われています。見た目の意匠は柱梁の太さは感じられず、上品な見栄えですが、石場立てで150年以上どこも不具合なく暮らしています。全くメンテナンスしていないですよ~。

開口も壁無しですから、そういったものが関東大震災や洪水などいくつもの災害を乗り越えて現在に至っていることもありますので、母はそういった伝統的な家に住みたいようです。見た目が好きなのでしょう。一年前に行った見学会ではとても興味深々で、セカンドハウスもあのようにして。と言っていたくらいですから。

かと言って現在では建築基準を満たしていないものは建築できませんからそう見えて構造基準を満たすようにしなくてはなりません。まだ、解明されていないようですが、古民家で長持ちしているものは、構造部分としてカウントできない長押など色々な部材が影響しているという話しもあります。

それに、おそらく地盤が丈夫であることが必須条件かと思います。



石場立て(束石の上に柱がたっているような形状のもの)は限界耐力計算をしなくては建築許可が下りません。私が所属している伝木の会では一軒許可が下りたようですから現在でもできます。構造事務所の協力が欠かせません。ですが、床下が高床のようになりますのでかえって通気がよくて床下環境が良いのではないかということもあります。

先日、点検で雲南省家庭料理を出すお店に行った際、雲南省でも伝統的建築物は高床式だと建て主さんからお聞きしました。板との隙間が開いていてそこから残った食べ物などを落とすと家畜が食べてくれるようになっているそうです。昔からの生活の知恵なのでしょうね!そういった暮らしに感激してお話しを聞いていました。現在はやはり鉄筋コンクリート造の建物に建替えされることが多いそうです。

足利の家ではどこまで伝統工法に則った造りにするのか悩みましたが、間取りやコストとの兼ね合い、工期、申請にかかる期間を考えて(どこから見ても金物は見えませんが、)適宜金物を使用しています。仲良くして下さっている構造事務所主宰のMさんのご実家は広葉樹専門の材木屋さんです。基本構造は鉄骨造ですが、内装は良い材をふんだんに取り入れた全て柱梁が見える真壁だとか。窓面の開口が大きく見晴らしが良いそう。どの工法でどんな雰囲気が良いのかは建築主さん次第かと思いますが、そういった建築方法もありだと思います。
25年くらい前?設計事務所が入って建てられた住宅ということです。

古民家_a0129492_11383348.jpg昨年からトリプルガラスになった我が家のサッシのお陰か、今年は胡蝶蘭が満開。庭ではゴウヤの蔓が威勢よく延びてきていますので近々日よけカーテンになってくれるでしょう。西側では葡萄の蔓が壁面を覆い、今朝見ましたら実が生っていました^^
古民家_a0129492_11435876.jpg手作りの「おいなりさん」中身は酢飯なのでこの暑い季節とてもおいしくいただけます。
by atelier-kirara | 2011-06-29 05:36 | 旅・建築のことなど | Comments(0)

日常のこと建築のこと気ままに書いています。気長にお付き合い頂ければ幸いです。アトリエきらら 小林輝子


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