珪藻土の壁と建材
2011年 05月 29日

玄関やその周りの外壁をリシン吹付から珪藻土に数年前に塗り替えをした我が家。
当時、父が現場で知り合った社長さんが珪藻土という塗り壁を始めたばかりで、使ってみてほしいということで、珍しいもの、新しいもの好きな父は、塗ってみたのでした。
当時の珪藻土は塗厚がかなり。粘着力を増すために藁なども入っています。
下塗り、中塗り、と工程ごとに乾燥期間を十分置いて上塗りとなります。
漆喰と同じく、中塗りで十分乾かしてからでないと、乾燥過程で仕上げにヒビ割れを起こしたりします。手間はかかりますが、薄塗りできるものより調湿などの効果は高いのかな、と思います。
呼吸や調湿という目的で珪藻土を使用するなら、最近見かける薄塗りのものでは効果は殆どありません。接着性を高めるのに溶剤のほうが多く配合されている製品も多く。木材と同じですが、天然材料の特性や良さを最大限に引き出すには殆どが、厚みで決まります。
我が家では、6年くらい経った今でもひび割やカビなどは見受けられません。薄塗りできるものは母が接着系の臭いが強くてダメでした。
臭いに敏感な方へ
塗料やこうした左官材料は化学製品に限らず、自然系のものでも、施工当初は鼻を突くようなにおいがするのは珍しくありません。臭気だけに酔ってしまうのか?それとも本当にアレルギーなのか?過敏症なのか?見極める必要性があります。
現在の建材や建築に使われている製品の殆どがF☆☆☆☆(フォースター)と呼ばれている環境に優しく、化学物質が規制されているもので作られて居ますので、それほど過剰に反応する必要はありません。
化学物質過敏症・シックハウスとなると住める状況が限られてきますので、サンプルで確認し、どうしても気になる方は、専門の病院でアレルギーを示す物質を特定してもらうことが必要になってきます。
アレルギー物質を特定できない場合は臭気に弱いということで、材料から臭気が上がらなくなるまでの間、小まめな換気を勧めています。
鯖アレルギーでは無いのに、一度、鯖を食べて蕁麻疹が出たことにより、鯖の話が出ただけで、痒くなる人も居るそうです。この場合は気持ちの問題もあるのでしょう。
我が家では珪藻土は塗って良かった!というのが感想です。コストはリシンよりもあがりますが、年数が経ってもそのまま経年変化していくのが良いところです。
