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竣工は来月

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隣地には竹林・梅林が広がっています。遠くには松林のある山が眺めることもでき、「景色」に恵まれています。こちらの現場には着工してから10ヵ月、監理に通いました。足利の四季を一年を通して見てきました。この景色、家の中からも眺めることができます。

足利は私の母の故郷。建築確認申請時に足利市役所建築主事のMさんが直接協議&受け付けをして下さったのですが、最初は神奈川、のち、埼玉の事務所で申請をあげているにも関わらず、私の話す言葉が地元のなまりが入っているようですぐに同郷だとわかったそうです。生まれは栃木ですが、育ちは埼玉。でも、わかるモノなのですね。。。以前にも書きましたが、

開発の許可を取るための事前協議は神奈川からは高速使って車で2時間毎回通っていたのですが、遠くからということで親切にしていただきました。完了検査もお世話になります。
母も同様、学校卒業してしばらく地元で公務員でしたから、地元密着型。
そんな母が通った場所を傍に感じながら、約2年間かかってようやく竣工です。



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お天気も安定せず、左官屋さんも少し遅れ気味。工務店自体が忙しくて職人さんフル活動ということもありますが。久しぶりに工務店からは社長の奥さんがご一緒にいらっしゃいました。同じ施工者で仕事を請けても設計者で建物のイメージがガラリと変わるそうです。「男性が設計したような感じで凛とした表情」というのが感想でした。

竣工は来月_a0129492_7543247.jpg建て主さんとは予算上、削ったところの復活等の打ち合わせ。出来上がってきたのを見て、ここまで造ったのだから、最初の計画通りにやりたいというお気持ちがあるようで。削ったからと云って機能や見栄えが劣ることはありませんが、出来上がってきたのを間近で見られてそう思っていただけたことは、私にとっては嬉しいことです。
見学会もまだ予定の段階ですが、5月の連休前に行うことになりそうです。
by atelier-kirara | 2010-03-07 08:11 | 足利の家 | Comments(0)

日々の暮らしや建築のことを書いています。お付き合いいただければ幸いです。


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