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素材のお手入れ

底冷えするような寒い朝。
5時代はまだ薄暗く、下屋に当たる雨音だけが聞こえて来ます。
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玄関床の石は玄昌石。
15年前のリフォームの際にタイルから石に貼り替えました。おそらく、多くの人がご存知の東京駅ドーム屋根部分の材質と一緒です。

雨に濡れると、光沢があり美しい姿になります。国内の産地は主に石巻市など。

先日、建材の手入れについてのご相談もあって本日はこの話を少し。
玄昌石のような自然の石もたまーにですが剥離しないようにコーティングをしたり日頃のお手入れが必要です。
『何にもしなくても、汚れない。掃除怠っても大丈夫なものはないのですか?』と聞かれることもありますが、お手入れしなくても大丈夫なモノって難しいですね。
日頃のお手入れが面倒な方には自然素材よりも、新建材をオススメします。

①常日頃のお手入れをする事を条件に長持ちする無垢、自然素材
②たまーにの掃除で放っておいてもある程度、大丈夫な新しい素材。

①は手入れをしていれば、環境がよほど悪くならない限りはそれごと交換するという事にはなりません。

②は見栄えはとても綺麗に見える。
剥げたり剥がれたりしたらそれごと交換になる可能性がありますが、こちらもお手入れ次第。

どちらにもメリットデメリットはありますので、それをどこに取り入れるのか?を考えるのが大切です。
ここではごく一部のことしか書けませんが、住まいを作る上で、絶対こうでなくてはいけないという決まりはありませんので暮らし方に応じたものから決めていくのが良いかと思います。
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母が活けた菊が今朝はしなだれかけていました。菊は水揚げが良いので、切花にしても持ちは良いはずなのですが寒暖の差がここ数日大きいせいもあるのかな、と思います。

イソギクはポヤポヤとした可愛い小さな花。
花言葉は『感謝』
高校時からの習慣で毎朝、4時代には目が覚めます。
年々、少しずつ5時代に以降してきていますが早起きしますと大体の一日の用事の7割が午前中には終わる感じです。
その間に、お弁当作ったりの家事を入れてもお釣りがきます。

明日は、午前中から夕方まで県内の国指定の文化財調査の勉強&資格講習会。
25年に補修工事を終えた深谷商業高校まで足を運びます。
修復計画と実務。
半年間、行政の方々も一緒に居ます。
内容が私にとっては面白く興味があるもので、真剣に取り組みたいと思います。

by atelier-kirara | 2016-11-19 08:54 | 素材・機器 | Comments(0)

日々の暮らしのこと建築のことなど書いています。お付き合い頂ければ幸いです。


by atelier-kirara